ほり
アガルートの土地家屋調査士講座が気になるんだけど。
口コミ・評判ってどうなの?
試験合格を目指せる本格的な学習が通信講座でできるって評判だね。
しかく
ほり
でも、土地家屋調査士って相当な難関資格だよね。
予備校に通った方が良いんじゃないの?
予備校と通信講座は特徴が大きく違うから向き不向きはあるけど、通信講座を利用して合格している人はたくさんいるよ。
しかく
アガルートアカデミーは、LECの人気講師だった工藤北斗先生が代表を務めるオンライン予備校です。
アガルートと言えば司法試験・予備試験講座が口コミで評判ですが、他の難関資格の講座も人気が高まっています。
「土地家屋調査士と言えば東京法経学院かLEC」と言われてきましたが、アガルートの登場で風向きが変わりつつあります。
この記事では、アガルートの土地家屋調査士講座の口コミ・評判と特徴を紹介します。
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受講生目線の情報は、アガルートの口コミ・評判も詳しいです。
目次
アガルートの土地家屋調査士講座の特徴
アガルートの土地家屋調査士講座の特徴を確認していきます。
アガルート以外の予備校との比較は、土地家屋調査士の予備校5校を比較にまとめています。
土地家屋調査士講座の講義・カリキュラム一覧
講座名 | 税込価格 |
合格総合講義 | 162,800円 |
入門総合カリキュラム | 217,800円 |
入門総合カリキュラム +定期カウンセリング |
382,800円 |
ダブル合格カリキュラム | 272,800円 |
ダブル合格カリキュラム +定期カウンセリング |
437,800円 |
<追加オプション> 入門総合カリキュラム USBメモリオプション |
86,900円 |
<追加オプション> ダブル合格カリキュラム USBメモリオプション |
119,900円 |
定期カウンセリングとUSBメモリオプションは、入門総合カリキュラムとダブル合格カリキュラム限定で利用できるサービスです。
初学者向けなのは、入門総合カリキュラムです。
インプット学習向けの合格総合講義から、過去問解説、定規の使い方、複素数計算、実践答練までそろっており、ゼロから学習して合格を目指せます。
定期カウンセリング
定期カウンセリングは、講師と直に電話でやりとりできるアガルートならではのサービスです。
月1回30分程度、講師が利用者の学習進捗状況を確認し、必要に応じて疑問や悩みに答えてくれます。
講師から直接サポートが得られる土地家屋調査士講座は、アガルートだけです。
学習のペースメイクやモチベーションの維持管理が苦手な人にはピッタリのサポートです。
しかく
USBメモリオプション
USBメモリオプションは、講義とテキストのデータが入った収録したUSBメモリを購入できるオプションです。
通常の講義やカリキュラムでは、郵送されて来るのはテキストだけで、視聴期限付きの動画講義をオンラインで視聴します。
USBメモリオプションを申し込めば、講義とテキストのデータ入りのUSBメモリが届くので、オンライン上でテキストを閲覧したり、期限を気にせず動画を視聴したりできます。
講義の視聴期限は約1年なので、複数年かけて合格を目指すなら学習年数分の費用を支払う必要があります。
USBメモリオプションを利用すれば、1年分の料金で半永久的に動画講義を視聴可能です。
しかく
価格
価格 (税込) |
217,800円~437,800円 |
割引 | 早期申込割引:30%off アウトレット:30%off 臨時割引:10∼30%off 限定割引:3~10%off 各種割引:3~10%off程度 |
合格特典 | ダブル合格:お祝い金5万円or全額返金 土地家屋調査士:お祝い金3万円or全額返金 測量士補:お祝い金1万円or全額返金 |
教育訓練給付金 | 対象外 |
合格総合講義だけの利用の場合、合格特典はなし。
アガルートの料金は、他校の土地家屋調査士講座よりもリーズナブルです。
予備校 | 価格(税込) |
東京法経学院 | 347,600円~ 312,840円~ |
LEC | 320,100円~ |
アガルート | 217,800円~ |
日建学院 | 451,000円 |
早稲田法科専門学院 | 352,000円 |
高い実績を誇る東京法経学院と比較すると、3分の2程度の価格設定です。
最も高い日建学院と比べると、2分の1程度で利用できます。
「内容が薄いのではないか。」と思うかもしれませんが、カリキュラム、教材、講義の質どれをとっても他校とそん色ありません。
コスパで見ると、アガルートの土地家屋調査士講座は他校より頭一つ抜きんでています。
しかく
実績
実績 (2020年度) |
2020年度の合格率:56.7% (全国平均の5.47倍) |
アガルートの土地家屋調査士講座は、東京法経学院やLECと比較すると新しい講座です。
でも、2020年度の合格率は56.7%で、全国平均の5.47倍という高い結果を残しています。
2019年度の合格率が34.1%(全国平均の3.52倍)だったので、1年で約1.5倍の合格率を叩き出しているのも注目です。
実は、試験合格率でみると、アガルートの土地家屋調査士講座が業界No.1です。
しかく
講師
人気講師 | 中山祐介 |
講師数 | 4名 |
出典:アガルート
アガルートの土地家屋調査士講座は、4名の講師が担当しています。
特に人気が高いのは、講座のメイン講師である中山祐介先生です。
平成24年度の土地家屋調査士試験を全国1位で合格(択一1位・書式2位)し、大手予備校での講師経験もある講師です。
アガルートでは講座がスタートした当初から講師を務め、質の高い講義とテキストで合格者を量産しています。
新しい講座ながら販売実績が1億円を突破しており、講師と講座の注目度の高さがうかがい知れます。
しかく
教材
テキスト | オリジナル (講師自作) フルカラー 冊子 |
問題集 | オリジナル 2色刷り 冊子 |
アガルートは、テキストに力を入れている通信講座として有名です。
特徴は次の3つ。
- 講義担当講師が自作
- 教材と講義がリンク
- フルカラーテキスト
アガルートでは、講義を担当する講師がテキストを自作するのがルールです。
土地家屋調査士講座では、メイン講師の中山先生がフルカラーテキストを自作しています。
テキストの内容が講義と密接にリンクしているので、効率的にインプットが可能です。
また、テキストには講師の名前が記載されており、講師は責任をもってテキストの内容を管理しています。
他校だとテキストの更新は年単位が一般的ですが、アガルートの場合は月単位更新も珍しくありません。
申し込んだ時点で最新の情報が入手できるのも、アガルートの教材の大きな魅力です。
講義
講義 | オリジナル Web |
形式 | ホワイトボードに板書 テキスト表示 講師の説明 |
1講義の時間 | 10∼20分 |
倍速機能 | 有 (0.5∼3.0倍速まで8段階) |
音声ダウンロード | 有 |
アガルートの講義動画は、オンライン専用に収録されたオリジナル動画です。
画質・音質ともに予備校の通信コースより質が高く、スマホでも快適に視聴できます。
講師が説明しながらホワイトボードに板書するオーソドックスな講義スタイルですが、1講義の時間が短いのでスキマ時間でも勉強しやすいです。
倍速機能を利用すれば時短で学習でき、忙しい人でも無理なく講義を消化していけます。
また、講義音声をダウンロードする機能が無料で利用できるので、「講義を聴く」学習スタイルも可能です。
例えば、通勤電車のなかや移動中など視聴が難しい環境でも、講義を聴き流してインプットできます。
カリキュラム
カリキュラム | |
講座 | ・合格総合講義 ・択一式過去問解説講座 ・記述式過去問解説講座 ・新・定規の使い方講座 ・[中山式]複素数計算 ・実践答練(前半3回) |
入門総合カリキュラムの内容。
アガルートの土地家屋調査士講座は、合格に必要な情報が無駄なく得られるよう徹底的に合理化されています。
学生から社会人まで、幅広い層の受験生が効率的に学習できるのが特徴です。
インプット→アウトプットという古典的な学習スタイルですが、これは土地家屋調査士試験で問われる内容が高度に専門的だからです。
関連業務にたずさわってきた人でも、まずは出題範囲の知識をインプットして基礎固めをしないと合格できないのが土地家屋調査士試験の特徴です。
そのため、まずはメインとなる民法、不動産登記法、土地家屋調査士法の3法のインプットに努めます。
その後、複素数計算や定規の使い方、過去問解説講座などのアウトプットを始め、知識を定着させていきます。
定期カウンセリングを申し込めば、月1回、講師と直に話して学習プランの修正ができるので、より自分にピッタリな学習法が見つかります。
オンライン
機能 | マルチデバイス対応 webテキスト |
アガルートでは、講義とテキストはオンライン、それ以外はオフラインで学習します。
講義画面にテキストが表示できるので、講義視聴については端末のみでOKです。
でも、他校のように問題演習アプリや進捗管理機能はなく、講義以外はオフラインで対応することになります。
USBメモリオプションを利用すれば、テキストのデータが入手できるので、講義以外でもテキストをオンラインで閲覧できます。
しかく
サポート
質問サポート | Facebookグループ 回数制限なし・講師が回答 他の受講生の質問・回答閲覧可 |
定期カウンセリング |
月1回、30分程度 現役講師が進捗状況をヒアリング 学習上の悩みや疑問に回答 |
定期カウンセリングは、入門総合カリキュラムまたはダブル合格カリキュラムを利用し、定期カウンセリングに申し込んだ場合のみ。
アガルートは、講師によるサポート体制の手厚さに定評がある通信講座です。
全講座に共通しているのが、Facebookグループを利用した質問サポート。
アガルート生限定のグループ内で、講師に回数制限なく質問できるサポートです。
他の受講生の質問内容や、それに対する講師の回答も閲覧できるので、Q&Aとして利用することもできます。
定期カウンセリングは、月1回、講師が受講生と電話でやりとりし、学習の進捗状況を確認したり、学習上の疑問や悩みに答えたりするサポートです。
土地家屋調査士講座の場合はオプションで追加できます。
長期にわたる勉強のペースメーカーやモチベーション管理、学習プランの作成・修正に役立つサポートとして口コミで評判です。
アガルートの口コミ・評判(メリット)
アガルートの良い口コミ・評判を見ていきます。
テキストの質が高い
内容はわかりやすく書かれており、おそらくすべての部分が試験に出る可能性のあるものであると思いますが、その中でも勘違いしやすい部分にはコーションマークで注意喚起がされていました。
この部分が非常に良かったと思います。土地・建物登記の章では誤植が散見されましたが、丸覚えするのではなく自分の頭の中で理解し記載がおかしくないかどうか考える癖がついたのでそれはそれでよかったように思います。(誤植の確信が持てなければFacebookで簡単に確認することができたので問題なかったです。)引用:合格者の声
職場の最寄りのカフェに入ったら、動画視聴をしながらテキストに書き込みをしました。すべて受講して書き込み終わったテキストは、スキャンしてDropboxにあげると同時にスマホにも保存しました。これもちょっと見直すときにとても便利でした。
引用:合格者の声
ほり
アガルートのテキストは、どの講座も評価高いよね。
テキストに特に力を入れているからね。
講義担当の講師が責任もってテキストを手作りしている講座って、予備校でも見かけないくらいすごいことだよ。
しかく
定規の使い方講座が秀逸
定規が滑りやすいのでそのための対策や、建物が2階建ての際の書き方のコツも書いてあったので、必要なことはすべてこの講座に網羅されていると思います。実戦では制限時間内に素早く正確に作図できることが必要になります。また、いかに平常心で作図できるかも合格のカギになってくると思います。
引用:合格者の声
おすすめのボールペンや定規の滑り止めの加工など、基礎的なことから詳しく解説して下さって有り難かったです。私は文具が好きなのでついあれこれ試したくなってしまうのですが、「ボールペン選びに時間をかけないように」という中山先生からの強いメッセージを受け取って素直にジェットストリーム0.28mmを使うことにしたのをよく覚えています。
引用:合格者の声
東京法経学院時代は、図面によって定規の置き方を変えるといったことすら知らなかったので、この講座で知ることができて良かったです。調査士のように文房具を使用する資格は、こうして講師が実際に使っているところを映しながら解説してもらうとすごく助かりますね。繰り返し何度でも確認できることも通信の強みだと思います。
引用:合格者の声
ほり
定規の使い方講座は、アガルートの口コミがとても高いね。
土地家屋調査士講座と言えば東京法経学院が有名だけど、定規の使い方講座は「分かりにくくて参考にならない」と言われているね。
定規の使い方講座だけアガルートを利用する人も増えているよ。
しかく
総合講義が分かりやすい
合格に必要な知識を網羅しており、その内容も非常に充実しています。勉強の進行具合がトップページで視覚的に分かるのはとても便利ですね。
講義動画の解説はどれも非常に丁寧・親切で、法経時代とは比べ物にならないくらい早く理解が進みました。特に不動産登記法(令・規則も含めて)は、今まで習ったどの法律よりも読みにくい条文ばかりだったのですが、中山講師が分かりやすく横断的な知識を提供してくれたので本当に助かりました。引用:合格者の声
テキストを初めて見たときはその厚さに不安になったが、例えば登記申請に関わる共通した同じ内容の記述でもその都度記載されていることでページ数が多くなっているのだ、ということが学習を進めるうちに分かってきた。共通事項も「前に同じ」のような省略をせずに記載されていることで、いちいち調べ直したりする時間を必要とせず、逆にそれらを「これは共通事項なんだな」とあとから自分自身で整理するというステップを踏むことになって、ただ暗記するのではなく自分なりの知識として理解を深めることにつながったと思う。
引用:合格者の声
ほり
インプット講座は、初学者にも分かりやすいね。
図表や具体例が多いから頭に入りやすいよね。
テキストメインで学習してきた経験者にも、視覚的に分かる要素が満載だと好評だよ。
しかく
過去問講座は実力が付くほど使いやすい
アガルートの「択一式過去問解析講座」の解説は、テキストも中山先生の解説もとてもシンプルです。最初は解説を読んだり動画を見たりしただけでは理解できず、困惑しました。
テキストに戻って該当部分を読み返し、その部分の音声を聞き、問題を読み直し、1問に非常に時間がかかっていました。しかし、慣れてくるとこのシンプルな解説が非常に有り難くなりました。知識が増えてきて何を言っているかが分かるようになるので、中山先生の必要最低限で十分な解説は、素早く論点を理解したい時に非常に有用でした。ここまで考え尽くされているんだなあ、と感動したのをよく覚えています。引用:合格者の声
ほり
実は、過去問講座って最初難しいなと思ったんだけど、インプットを終えてから視聴すると分かるようになっていたよ。
アガルートの講義は、カリキュラムどおりに進めることで効率的に学習できるよう工夫されているからね。
土地家屋調査士講座は、インプット講義を視聴してから過去問解説に入る流れだから、最初から過去問に取り組むと難しいけど、インプットを終えた後ならスンナリと理解できるよ。
しかく
アガルートの口コミ・評判(デメリット)
アガルートの悪い口コミ・評判を見ていきます。
eラーニングが充実していない
- 学習の進捗をネット上で管理できない
- オンライン上では講義視聴しかできない
- 問題演習アプリをリリースしてほしい
ほり
オンライン予備校なんだから、オンライン機能はもう少し充実させてほしいね…
初期と比較すると、デジタルブックなどの機能は充実してきているんだけどね。
もうひと頑張りってところかな。
しかく
アガルートの土地家屋調査士講座が向いている人
アガルートの特徴を踏まえて、土地家屋調査士講座が向いている人と向いていない人を紹介します。
アガルートの土地家屋調査士講座が向いている人
- 通信講座で学習したい人
- 学習コストを抑えたい人
- 手厚いサポートを受けたい人
ほり
リーズナブルな料金と、自宅で学習できることはアガルートならではの魅力だね。
講師の手厚いサポートが受けられるのも、アガルート土地家屋調査士講座の大きな魅力だよ。
しかく
アガルートの土地家屋調査士講座が向いていない人
- 通学で勉強したい人
- 有名予備校で学習したい人
- 新しい講座に抵抗がある人
ほり
過去の実績にこだわるなら、アガルートは向かないかな。
合格率では土地家屋調査士講座でナンバーワンだから、実績重視の人にもおすすめできるよ。
ただ、過去の実績という点では、歴史が浅いから物足りなさはあるね。
しかく
アガルートの口コミ・評判(土地家屋調査士講座)のまとめ
アガルート土地家屋調査士講座の特徴と口コミ・評判をまとめました。
価格 | 217,800円~437,800円 |
実績 | 2020年度の合格率:56.7% (全国平均の5.47倍) |
講師 | ・人気講師:中山祐介 ・講師数:4名 |
教材 | ・テキスト:オリジナル(講師自作)、フルカラー、冊子 ・問題集:オリジナル、2色刷り、冊子 |
講義 | ・講義:オリジナル、Web ・形式:ホワイトボードに板書、講師の説明 ・1講義の時間:10∼20分 ・倍速機能:有(0.5∼3.0倍速まで8段階) ・音声ダウンロード:有 |
カリキュラム | ・ダブル合格カリキュラム ・入門総合カリキュラム |
オンライン | ・マルチデバイス対応 ・webテキスト |
サポート | ・質問サポート:Facebookグループ ・定期カウンセリング:月1回30分程度 (オプション利用時) |
口コミでは、テキストの質の高さ、定規の使い方講座や過去問講座の分かりやすさ、手厚いサポート体制が評判です。
eラーニングの機能は充実しているとは言いにくいですが、それを補って余りあるコスパの高い講座と言えます。
土地家屋調査士講座と言えば東京法経学院かLECが有名ですが、アガルートの講座は2校に負けないカリキュラムです。
テキストや講義は口コミで評判になっており、合格率の高さが講座の質の高さを物語っています。
本気で合格を目指すなら、一度はチェックしておきましょう。
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